はじめに

 わが国日本、この日本と言う島国は多くの火山帯を持ち地震列島と称されるほど地震が頻発しています。また、太平洋上で発生した大型台風の直撃も多く、昔から台風での災害も多く記録されています。
 昭和27年3月の十勝沖地震や昭和33年9月の狩野川台風、昭和34年9月伊勢湾台風などの度重なる大災害の経験から、国家を挙げて総合的かつ計画的な防災行政体制の整備を進めようと、昭和36年11月に「災害対策基本法」が公布されました。
 しかし、災害時において本当に大切なことは一人一人が落ち着いて行動をし、事前に避難場所や家族での連絡方法、持ち出す荷物などを確認しておくことです。

 家庭でできる防災対策-防災家族会議を開催しよう。

いざと言うときにあわてないためにも家族で確認しておくと良いでしょう。
避難場所と道順の確認 避難場所とは大地震による広域火災などから一時的に身を守るための場所です。
鎮火後、住居に被害があれば避難所等に移ることになります。
北区には14の避難場所が指定されています。
家庭での備蓄品の用意 先の阪神・淡路大震災では、水道・ガスなどのライフラインが途絶えてしまいました。
家庭内に水や食糧などを最低でも3日分は備蓄をしましょう。
また、カセット型コンロ等の調理器具もあると重宝します。
特に赤ちゃんやお年寄りのいる家庭では、忘れがちなトイレも簡易なものを用意しておくと便利です。
非常持ち出し袋の用意 日頃からご家族で話し合って、必要なものをリュックに詰めておくと良いでしょう。リュックは成人男性で15kg、女性で10kgを目安にすると良いでしょう。
阪神・淡路大震災ではメガネや常備薬がなくて困った人が多くいました。家族の各自に合わせた持ち出し袋を用意しましょう。
家族での連絡方法 家族、親戚等への連絡は、NTTの災害用伝言ダイヤル「171」を知っていると便利です。
これは、被災地域内やその他の地域の方々との「声の伝言板」で、事前の契約なしに利用ができます。
これらのものは、家族で話し合い、最も安全でみんなが知っている場所に置いておきましょう。

 わが家の防災対策-家の防災対策を確認しよう。

災害時には自分の身は自分で守るのが原則、でもその前に身の回りの安全対策も忘れずに。
大きな家具には転倒防止器具を使用しましょう。
タンスなどは壁に留めて転倒防止をしましょう
寝る部屋にはなるべく家具を置かない置かないようにしましょう。
重いものは高いところには置かないようにしましょう
食器棚などのガラスには飛散防止フィルムを貼りましょう。
廊下や玄関には物を置かずに広く開けておく事が必要です。

 防災に役立つホームページの紹介

私たちの北区でも地域振興部が防災のために必要な知識をホームページで公開しています。

  • 北区危機管理室防災課
      北区の防災担当である防災課のホームページ、地域防災計画や北区の避難場所、防災の問い合わせ先などがあります。

  • 北区防災センター
      北区にある防災センター(地震の科学館)の紹介ページです。

公共の機関でも役に立つ防災の情報があります。

  • 消防庁のホームページ
      災害といえば消防庁のホームページ、ここの災害危機管理のe-カレッジは必見です。

  • 防災情報のページ
      内閣府防災担当のホームページです。防災やボランティアの情報、火山対策、耐震対策、応急対策などの情報を発信しています。

その他の防災関係のホームページ


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